OSS-DB Silverの試験の勉強のために借りた本ですが、ようやく読み終わった。
内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則 (Software Design plus)
- 作者: 勝俣智成,佐伯昌樹,原田登志
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/09/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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内容自体は難しいというか開発者的になかなか使う機会がない機能とか設定のことが載っているので、試験対策的にもすごく勉強になったけれど、まぁこの本が手元にないと厳しいなという感じ。
面白かったのは、やっぱりチューニング編だった。私は実行計画の見方が本当によくわかってなかったので、コストの計算式とかを見ることでようやく意味がわかった(式は覚えてないけど)。また、統計情報がちゃんと更新できてないと実行計画に影響がでたりすることや、postgresql.confのrandom_page_costなどHDDを想定した設定値の4になっているものはSSDにしているのであれば1に変更したほうがいいとか、このあたりは興味深かった。
レプリケーションの話も、実際にまだやったことがないので、実験的にやってみようと思っている。PITRの仕組みを使ってストリーミングレプリケーションしているというところは、たしかにその方法を流用できるな〜と感心した。このあたりの知識をちゃんと経験にしていきたい。
借りて読み終わったものの、もうすでにこの本が欲しくなっているので、おそらく買ってしまうだろうなぁ…。