patorashのブログ

方向性はまだない

株式会社リゾームで昇進しました

うちの会社は期首が9月で、今期で昇進した。世間では退職エントリーとか入社エントリーが多いから、自分は昇進エントリーを書く。

専門職に昇進した

私の勤める会社はキャリアとしてマネジメント職と専門職がある。今回は専門職に昇進した。専門職というキャリアパスは、私が入社した当初は存在せず、役員との面談の際などで「管理職以外のキャリアパスがないと、管理職になれなかった人たちや、プロパーの人達の目指すべきキャリアパスがない。意欲のある人は辞めていくのでは?」と言っていたら、数年前に作られた(私が言ってたからだけではないと思うけど)

専門職の職責

専門職にもランクはあるが、今回は一番下のもの。職責は、

  • エキスパートとしてのプロダクト開発
  • 技術選定の舵をとる
  • 後輩の育成
  • その他、幅広く課題解決に取り組む

みたいなところで、一般職より範囲が拡がっている。

専門職になるには?

マネジメント職は、ポジションが空いていて適任と思われる人がその職に就く。しかし専門職は期が変わる前辺りで立候補というか自己推薦する必要がある。自分が専門職としてふさわしい人材であるとアピールする必要があるわけだ。具体的には、今までの実績や資格、社内や社外での評価、専門職になったらどう組織に貢献できるか等。

上司に相談して、そのあたりのアピール方法を一緒に考えてもらったりもした。

その申請が役員会議で通れば、次期から専門職となる。通らない場合は、通らなかった理由をフィードバックしてもらえるから、また次に挑戦すればいい。

専門職への挑戦

実は、専門職が創設されてから、弊社に転職してきてすぐ専門職になっているケースや、勤続年数が長いが部下のいるポジションではなかった人が専門職になっているケースはあったのだが、実際に立候補して専門職になった人はまだいなかった。

このままだと、そういう人達向けの調整ポジションになってしまいそうと感じたので、自分が申請してみようと考えた。私が専門職になれば、後輩たちに実際に通れるキャリアパスがあると認識してもらえるし、例えなれなかったとしても、何を満たせば専門職になれるのかを、より具体的に周知できるだろうから悪いことは無さそうだなと判断した。

結果的には専門職になれたので、自分以外の人達にも転職以外にもキャリアパスあるんだよということが示されてよかったと思う。

年収上げたければ転職という風潮に抗いたい

人材流動性が上がることはよいことだと思う。しかし自分の価値をあげるのは転職だけというのはなんだか寂しい。もちろん、他所でやりたいことが見つかったとかなら、それは仕方のないことだと思う。

専門職に昇進したので、年収はあがる。転職しなくても年収はあげられる。Podcastで聞いた記憶だが、「転職できる実力を持って会社に残る選択をするのが最良」というのが、私もよいと思う。

弊社はまだまだ悪いところというか古臭いところもあるけれど、社員からのフィードバックには応えてくれるし(今回のキャリアパスの創設とか)、育児休暇取らせてくれたり、リモートワーク可能になるなど、家庭の都合に寄り添った制度に柔軟に変更していってくれている。変わろうとしてくれる。そういう会社だからこそ、貢献していきたいなと私は思う。

挑戦はこれから

まだ専門職になっただけなので、これからが挑戦!結果を出していかないと専門職からの降格はあり得るので、組織に貢献できる取り組みをどんどんやっていこうと思う。