先日、古いPCにUbuntu Serverをインストールしていたのですが、それはBitZenyのマイニングを始めるためでした。 BitZenyは、CPUマイニングのみの仮想通貨だそうで、高価なGPUのないPCでも気軽に始められるという情報を見かけたので試しにやってみることにしたのです。
2018/01/15現在、1ZNYが30円程度のようです。
マイニングのやり方
やり方についてはググれば出てくるのでとりあえず参考にサイトをバンバン貼っておきます。
bitzeny(ビットゼニー)を素人でも簡単にマイニングする方法 - お金がないときに.com
nohupコマンドでnohup.outではなく標準出力に出力する方法 - システム開発メモ
マイニングの方針
どちらかというと儲けることを主体としておらず、ただやってみたいという動機だったので、とりあえずは以下のような方針です。
- 初期投資をしない(専用のマシンをわざわざ組まない)
- 騒音は少なめに
- 電気代も少なめに
手元にある使ってないマシンは、
なので、Atomのマシンでやってみることにしました。
lscpu
で確認したところ、Intel(R) Atom(TM) CPU D510 @ 1.66GHz と出ました。ググったら2009年モデルだったので相当古いです。そういえば当時、うるさくない自宅サーバを立てて勉強しようと思っていたのを思い出しました。
とはいえ、低スペックながらDualCoreでHyperThreadingに対応していて仮想4コアのため、もしかしたらいい数値出すかもしれんなーと思っていたのですが、やはりそんなことはありませんでした…。
マイニング性能
うちのマシンでは、ハッシュレートは0.16 〜 0.24 KH/sくらいを示していました。マイニングプールの LA Bitzeny Poolを使っているのですが、最近混雑してきているらしいので、そのせいであんまり出ていない可能性もありますが、まぁ微々たるものでしょう…。最新のCPUのマシンだと3k〜11kとかフォーラムで書いてありましたが、やはり放熱と電気代が凄そうです。まぁBitZenyが値上がりすることを見込んでの投資だとは思いますが。
1日あたり0.35 ZNYを採掘できているようなので、現在価値でいえば、30 * 0.35 = 10円くらいでしょうか。確実に電気代のほうが高いと思いますし、CPUに高負荷がかかった状態が続くので、ぶっ壊れる可能性も高くなるので、正直微妙な気がします。
マイニング続けるのか?
使ってなかったPCだし、省電力PCなのでさほど電気代もかからなかったはずなので、とりあえず動かし続けてみようかなと思います。