patorashのブログ

方向性はまだない

ロボアドバイザーを試してみた結果報告

これは投資・資産運用Advent Calendar 2017の3日目の投稿です。

adventar.org

昨日は@NkznTHEOめっちゃ楽だった話でした。THEOもロボアドバイザーで運用みたいですね。

さて、私はというと、投資は色々やっているのですが、ここ最近は株でいえばCookpad株の暴落やFXでいえばトルコリラの暴落で非常に苦しんでいます…。 そんな自分の投資対象の中でも堅調なのが、投資信託とロボアドバイザーです。今回はロボアドバイザーについて書いていこうと思います。

ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーとは、早い話が投資用のAIが資産運用を代行してくれるという代物です。ある程度まとまったお金は必要になりますが最近は少額から始められるようになっており、しかもそれをちょうどいい塩梅に分散投資してくれます。その代わりに、自分で投資信託を買うよりも少しだけ多めに手数料を取る、という感じです。

ロボアドバイザーのメリット

ロボアドバイザーのメリットは、なんといっても運用の手間から解放されるにも関わらず、パフォーマンスがそこそこいいところでしょう。

ロボアドバイザーというだけあって、いくつかの質問に答えると自分にとって最適な運用プランを提案してくれます。リスクを取って積極運用してもいいのか、リスクを取らずに安定運用したほうがいいのかは、その人の性格や、人生のステージに左右されます。老後に積極運用した結果、資産を減らしたりするのは危険だったりするので。とはいえ、あくまでもアドバイスであり、本人がそのプランを望まないのであれば、質問に答え直してプラン変更をしたりもできます。

ロボアドバイザーのデメリット

デメリットは多少手数料が高い、という点です。確かに、手数料が割安な投資信託を自分で選んで投資するよりは高くなります。それは長期運用をすればするほど顕著になってくると思います。なんせ、ロボアドバイザーの手数料+ロボアドバイザーの買う投資信託の手数料がかかってくるからです。

どこのロボアドバイザーを選んだのか?

実質選んでないのですが、私が楽天証券を使っているので、楽天証券の楽ラップを使ってみました。

wrap.rakuten-sec.co.jp

楽ラップは10万円から始めることができるので、とりあえず私も10万円で運用してみています。なお、楽ラップは手数料が固定報酬制成果報酬制があり、私は固定報酬制を取っています。

運用プランは「やや積極型」

私の場合は質問に答えていったところ、「やや積極型」になりました。投資対象のメインは日本株・外国株・外国債券(9割。3割ずつくらい)で、国内債券やREITが少々(1割。5%ずつ)という感じです。

今年のパフォーマンス

2016年の6月から始めて、すぐに11万になったので年末に1万円解約していたので、2017年1月時点で10万円からのスタートでした。この記事を書いている11月末現在、評価損益は108,496円となり、約8.5%のパフォーマンスとなりました。今年は株高だったので、なかなかよい結果だと思います。

投資信託とのパフォーマンス比較

今年に限って言えば、私が使っている国内株式のインデックス型投信や、外国株式の投信のパフォーマンスは10〜15%くらいだったので、それらに比べるとパフォーマンスは低いですが、それはおそらく「やや積極型」の運用にしたことで、外国債券が3割を占めていたことが原因かなと思います。

まとめ

今後利用するか否か?

自分で分散投資ができるのであれば、別にロボアドバイザーを使わなくてもいいかなー?と思います。自分で言えば、あとは外国債券の投資信託を加えれば同じようなポートフォリオで運用できますし、その分、ロボアドバイザーへの手数料はかからなくなるので、そっちのほうがいいかなと思います。なので、どこかのタイミングで解約するかもしれませんが、もう少し様子見します。

ロボアドバイザーが向いている人は?

どういうポートフォリオを組んだらいいのかわからない人は、まずロボアドバイザーを試してみるのがおすすめかなと思います。投資を始めるときに、初心者が一番困るのは、「何に投資するか」だと思います。とはいえ、自分で投資対象とその比率を考えるのは、最初は難しいです。ロボに任せると適切な投資配分を考えてくれますし、少額であっても分散投資ができます。投資はしてみたいけれど、どうしたらいいのかわからないし、考えたくもない!という人は、ロボに全部放り投げるのがいいと思います。楽ラップなら月々積立で投資できるので、おすすめですよ!