patorashのブログ

方向性はまだない

2020年を振り返る

はい、というわけで、今年も振り返っていこうと思います。去年のはこれ。

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なんか、来年の目標は来年考えるとか書いてたけれど、それをブログにしてなかった。

2020年序盤

たしか、OpenID Connectの技術検証をしていたので、それをそのまま第22回Ruby, Ruby on Rails勉強会で発表したのだが、発表後に公開した資料についてOpenID Connectに詳しい方々から資料が間違っているというご指摘をいただき、直したりしていた。大変勉強になったのでやはり発表駆動勉強はしんどいけどよかった。

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あと確か中国地方DB勉強会でLT2本やったかな…。まぁまぁ受けてた気がする。

その中でも仕事では後輩氏に1人でアプリを設計してもらって実装してもらうっていうのをやってて、そのコードレビューとかやっていた。4月頃には、OIDCのアプリは一旦検証完了となった。

この頃のプライベートでは、夫婦で4月から長男の通うところをどうするか?を話し合っていて、2019年の間に見学に行っていた療育施設に通わせるために、療育手帳をもらうための検査したり申請したり、特別児童扶養手当をもらうための手続きをしたりとかしていたと思う。この時点で長男は週3で2つの療育施設に通っていた。そこは2つとも送迎をしてくださるところだったので、その点は非常に助かっていた。しかし、結構家から遠かったり、小さい子だけを預かっているところではなかったので小学校等が長期休暇になったら大きな子たちが来るので、身の安全を確保できないので休んでほしい、と向こうからお願いされたりもしていた。

そのため、4月から妻が調べてくれた近隣で週5~6で行ける同世代のみのところに変更することにした。ただし、送迎はない…。そのため、次男がまだ幼いので妻には次男を見ていてほしかったので、私が送迎することにした。会社に相談して、変則的な勤務になることを許可してもらって、なんとか今のところはうまくいっている。会社には圧倒的感謝。ということで、4月からの私の勤務体系のデフォルトは、こう(現在も)。

時刻 行動
09:00 長男を園に送る
09:30 勤務開始
14:30 会社を出て迎えに行く
15:00 勤務再開
19:00 勤務終了

とはいえ、当然ながらこんなにうまくいくことはないので、時々間に合わなかったりしていた。

あと、長男氏が私の髪の毛をめちゃくちゃ引っ張って痛いので、物理的に対策するために坊主にした(今も坊主頭は継続中)。

5~8月あたり

在宅勤務はしつつも週に何日かは後輩氏と日程を合わせて出社するべしということになっていたので、週2くらいで出社して、あとは在宅ワークだったかな?後輩氏とペアプロをして教えたりしていたと思う。後輩氏と私は4月から特命を受けていて、私が監修のもと、後輩氏が実装するという形で静的サイトを作っていた。静的サイトなのでRailsではなく、Middlemanで作っていたのだが、そのセットアップは私がやった。webpackを使えるようにするのが結構大変だったと思う。RailsはWebpackerがあるから楽だ。

うちの会社は期末が8月で、来期の方針として配置転換が行われて私の担当プロジェクトから1人外れて後輩氏が入ることになったので、後輩氏が配属になるまでに面倒そうなところは片付けておこうと思い、Rails6へのバージョンアップと脱CoffeeScriptをしておいた。その頃の記事。

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これで、CoffeeScriptを教えなければならないという手間を防ぐことができた。そしてその後、SprocketsもやめてWebpackerに移行した。これはかなり頑張った。これに関しては id:luccafort に公開してほしいと言われたので記事を書いた。

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その頃に後輩氏と特命を受けていたサイトがリリース。弊社の30周年記念事業として、バッティングセンターが広島県福山市にオープンしたのですが、そのサイトを作ってました。

www.bpark.jp

オープンが決まっていたので、そこまでに必要なコンテンツのみ実装して、リリース後も実装という形で結局全部やるのに9月末くらいまでかかったような…。とはいえ、このサイトの実装のおかげで後輩氏のBootstrap力は、そこそこ上がりました。

あとは期末までに試験を受けようと思っていたので、OSS-DB Gold v2を受けたけれど、敢えなく不合格…。そのあたりはまとめた。まだ再試験受けていないので、どこかで受け直したい。

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プライベートは、長男が園に通い始めて、色々できるようになってきた。靴を1人で履いたりとか。送迎の時に色々と園での様子を聞いたり、家での様子を伝えたりという感じ。通園前に比べると、以前の通っていたところより同世代の子が増えたので、色々な刺激を受けているみたいだった。音程だけの歌を歌い始めるようになったりした。次男もこの頃には語彙が急に増え始めた頃だったかと思う。こういってはなんだが、次男は喋り始めたのですごく安心した。

9~12月

プライベートなことから書くと、9月~10月は大変だった。長男が重度の虫歯になっていた。時々急に不機嫌になったり泣いたり、周囲の人に噛みついたりしていた。私も何度も噛まれた。発達障害児は過敏な子が多くて偏食だったり、歯磨きを猛烈に嫌がったりというのはあるのだけれど、うちの子もまさにそれで、全然奥歯を磨かせてくれてなかった。近所の歯科の検診が10月だったので、そこで診てもらおうかと思っていたのだが、情緒の不安定さが尋常ではないので、発達障害児を専門に診ている歯医者さんのチラシを園で見かけたのでそこに行ってみたら、かなり虫歯が進行していることが発覚した。

「治療が必要だけれど、長男くんは大暴れして普通の歯医者では無理だから、全身麻酔で歯の治療をするところを紹介します」という話になった。しかし、県内の病院は半年待ち、県外の病院でも1か月待ちということだった…。もう世間は新型コロナで県をまたいだ移動は控えるようにと言われまくっていたのだけれど、もう選択の余地はなく、隣県で治療することとした。治療自体は1ヶ月待ちだが、初診は早めに行っていきたいということで、9月頭くらいに病院に行った。

9月下旬に治療できるという話になったので、まぁ1ヶ月の辛抱じゃ、頑張れ長男!と思っていて、園でも「もうすぐ歯の治療ですね~」と言われてたら、予定日1週間前くらいになって、病院から「麻酔科医の都合が治療予定日にどうしても都合がつかなくなったので予定日から3週間延期させてほしい」と言われてしまった。一番大変なのは長男だけれど、私もかなりショックだった。とはいえ、麻酔科医がいないのでは治療できないので受け入れるしかなく、虫歯が悪化しないことをただただ祈るのみ…。甘いものを極力取らせない生活が続いたので、すごく不機嫌にもなるし、偏食もあるので栄養的に心配でもあった。

10月中旬にようやく予定日を迎え、全身麻酔で治療に成功。治療後も問題なかった。情緒が不安定になる頻度は格段に減り、噛み癖もだいぶ収まったので本当によかった(でも油断してたら噛まれたことがある)。その後は、歯医者に慣れることから始めようということで、2週間毎に通院して歯医者で歯磨きと歯のチェックをしている(つまりこの通院も私のタスクとして追加されたということだ…)

後は、園で予定されていた行事が新型コロナの影響でなくなり、代わりのイベントが準備されてて移動動物園が園に来てくれて、それに保護者として私が参加して長男と一緒に色んな動物とのふれあいや、園が準備してくれたアトラクションに参加したりなどをした。

そして発達障害児の育児書を数冊読んで、公園に行く回数を増やしたり、高タンパク質な食生活にできないか工夫したり、テレビ・スマホタブレット・電子玩具類を禁止するようにした。これは禁止する決断をさせてくれた本の話。

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テレビは見なくなってもうちょっとで2か月になるだろうか。次男はアンパンマンのアニメが大好きだったので、「アンパンマン見たい」と最初はよく言われたけれど、「テレビが壊れちゃった」と言ってます(実際に調子は悪いんだけど…)。今は一緒に遊ぶ回数を増やしたり、本を読んだりするのを増やしたりとかしてます。テレビ消してから、次男の語彙力がどんどん良くなっているので、効果はありそうだけれど、長男はまだ喋らず…。でも昔より確実に人に興味を持つようになってきてる…ような…。

あとISUCONに初挑戦したんだった。

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他の人のブログとかチェックまだできてないので年末年始にチェックしておこうかな。

あー、そして、思い出した。DBスペシャリストを受けましたが、落ちました。OSS-DB Gold v2も落ちたし、全然データベースに詳しくない!もっと詳しくなりたい!!

仕事の面では、スクラムっぽいことをやっていて、後輩氏に機能開発を一任して、私は環境整備や調整やサブシステムの機能改善などを行っていた。特にサブシステムに関しては、長いこと機能改善に取り組めておらず、手がけた開発者も別のプロジェクトに配置転換になってしまったため、私が改修した。要望対応と、パフォーマンス改善が目下の課題だったが、要望対応はもちろんのこと、パフォーマンスはかなり良くなった。メモリ不足のアラートがしょっちゅう上がっていたが、全く来なくなった。このサブシステムではVue.jsを使っていたので、多少Vue.jsが分かるようになった。 あとElasticesearchのバージョンアップやった。こういうのに取り組めるようになったのは、機能開発は後輩氏に任せる!と決めていたからこそ。

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ただこの頃はもうほぼフルリモートになっていたので、後輩氏の進捗というか状態がどうなのか確認しづらくなっていた。朝と夕方に確認を取るようにしたり、詰まっているところがないかを確認するようにしたりなどするようにはしたが、なかなか大変だった。それまでは画面共有でコード見たりもしていたのだけれど、12月からはvscodeのliveshareを使ってリモートペアプロをするようにして指導した。だんだん慣れてきてくれたのか、最近は詰まったら早めに相談してくれるようになったので、それはよかったと思う。あと、私自身が単一障害点となっていたあたりについて、引継ぎというか共有ができたので、安心感ができた。

そしてこの1ヶ月くらいはまだ明かせないけれど、やりたかった社内イベントのために準備を進めている。あと1ヶ月くらいはかかるかもしれないけれど、公開していい状態になったらまた情報解禁したいと思う。

総括

総括すると、家族ファーストで色々と取り組んでいて、大変な一年であった。特に送り迎えが発生するので、迎えの時間帯では会議できないので関係者に調整してもらったりと、色々と迷惑をかけつつも協力してもらえて助かったなと思います。 良かった点は、フルコミットの開発メンバーを増やせたこと。まだまだ教育途中ではあるけれど、1年前に比べるとだいぶ成長したなぁと思う。自分がずっとやっていた定期メンテナンス作業を私以外の人ができるようになったのは、普通に嬉しい。

悪かった点は、やはり長男氏の虫歯にもっと早く気づけていれば…という申し訳なさ。あとはマネジメント的なこともやらないといかんのに、ちょっとそちらが薄いかもしれないなぁ…というところ。そのあたりの手法については id:tech-kazuhisa に相談していきたいと考えている。あとはオンライン勉強会へのアンテナの低さ…。インプットの少なさ…。

来年の目標は、

…来年考えます。